2008年9月26日金曜日

BLUE SEAL・・・

 占領下の沖縄に、米兵向けに上陸したアイスクリームの
店が、60年を経て首都圏に広がっている。名前はブルー
シールアイスクリーム。米軍基地の街、東京都福生市のお
好み焼き店が、沖縄風味のアイスの普及に一役買っている。
 ブルーシールが沖縄にやって来たのは、終戦から3年た
った1948年。米軍の基地に乳製品の工場ができ、軍人
や基地で働く人たちにアイスクリームを提供した。当時、
基地からの横流し品を手に入れようとする人もいたという。

 現在はフォーモスト・ブルーシール社(沖縄県浦添市)
が沖縄県内で店を展開し、カップアイスも販売。紅イモや
ゴーヤー、サトウキビ、シークワーサーといった沖縄風味
のアイスが観光客に人気だ。

 首都圏で店を展開しているのは、福生市に本社がある、
お好み焼きチェーン「道とん堀」。2年余り前、ブルーシ
ールを店のメニューに取り入れたのが縁だ。

 在日米軍の司令部がある横田基地に面した国道16号を
車で走ると、大きなソフトクリーム形の看板が目に入る。
道とん堀が2年前に開いた福生店だ。「沖縄とロケーショ
ンも似ている福生に、試験的に出店した」という。

 福生で手応えを得たため昨春、神奈川県鎌倉市の街道沿
いに出店。昨年6月には、フォーモスト社と東京、神奈川、
千葉、埼玉、山梨など1都7県でフランチャイズ店舗を展
開する契約を交わした。

 フォーモスト社によると、沖縄県外でも個別の店に販売
してもらうことはあったが、首都圏での大規模なチェーン
展開は初めてだという。

 道とん堀は契約後、東京都多摩市、渋谷区や、埼玉県上
里町のショッピングセンターなどに出店。この夏は立川や、
六本木の東京ミッドタウンにも夏季期間限定で店を出した。
2012年までに137店舗を目指す。担当者は「関東に
はなかったアイス。沖縄で60年間愛され続けてきた強み
がある。目標は十分、達成できる」そうだ。

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