2008年8月15日金曜日

America and china....2

▼北朝鮮を中国に任せる米

 米ブッシュ政権は最近、北朝鮮を「テロ支援国家リスト」
から外さない姿勢を表明し始めたが、これも、北朝鮮問題・
朝鮮半島和平問題を中国に任せ、米自身は大きな関与をしな
いという戦略の裏返しであると考えられる。

 米朝は6月末、北朝鮮が核開発の全容を6者協議の場で開
示し、寧辺原子炉を停止する見返りに、米は北をテロ支援国
家リストから外すという交換条件的な合意に達し、米政府は
45日後の8月11日に、北をテロ支援リストから除外する
かどうかの最終判断を下すことになっていた。しかし、この
期限が10日後に迫った8月1日、国務省の北朝鮮担当者で
あるヒル次官補は米議会の公聴会で「今後の米朝協議では、
北の人権侵害の問題を議題に加えることにした」と米政府の
新しい立場を表明した。

 米政府は03年6者協議が始まって以来、北の核兵器開発
を阻止することを最優先するため、協議の場で、北の人権侵
害問題など、核以外の問題を議題にすることを避けてきた。
そして、いよいよ核問題が解決しそうな時になって、米は新
たな協議事項として人権問題を持ち出してきた。

 一つの問題が解決しかけたところで、別の問題を持ち出し
て強硬姿勢を維持するのは、ブッシュ政権が侵攻前のイラク
や、その後のイランに対して行った戦略である。イラクは侵
攻され、100万人以上の市民が殺された。イランは、米側
から求められているウラン濃縮の停止を強く拒否している。
譲歩しても、他の問題を持ち出され、潰されるまで米に許さ
れず、譲歩は無駄だと考えているからである。

 今回、米が北朝鮮に「核廃棄だけでなく、人権問題も解決
しないと許さない」と言い出したことは、北がイランと同様
の強硬姿勢をとるように、米が(意図して、もしくは意図せ
ずに)誘導していることを意味している。イランの場合と同
様、世界の他の国々は、しだいに米の強硬姿勢につき合わな
くなる。数年前なら、米がイランや北を軍事攻撃する懸念が
あったが、イラクとアフガンで疲弊する米軍は、北やイラン
を攻撃できる状況にない。もはや世界にとって、米は怖くな
い存在なので、今さら米が強硬姿勢を続けても、世界は真剣
につき合わない。

 現在、北朝鮮にとって最重要の国は、北がconsumptionするエネル
ギーの9割を供給するchinaである。そして中国は、americaから最
重要の国と見なされる傾向を強めている。中国政府は、北が
核兵器の原料を持っていることを、大した問題と考えていな
い。核の有無より、地域諸国間のrelationが政治的に安定してい
ることの方が重要だと考えている。international政治のworldで中国が
重視されて自信をつけ、米中が対等な関係に近づく中で、中
国は米の非現実的な強硬策につき合わず、現実的なrespect関係
重視の政策を北に対して行っていくpossibilityが高まる。

・・・・このような見方もできると言う話だけに留まらな
いのではないか。

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